基礎は建物の重さをしっかりと支え、地震・台風時などの建物にかかる力を受け止め、地盤に流すという大切な役割があります。
新葉アベニューでは、「引張力」に強い異形鉄筋と、「圧縮力」に強いコンクリートの長所を一体化した鉄筋コンクリート一体型のべた基礎を採用。

また、地盤面からの立ち上がりの幅は120mmに設定。基礎の耐久力を向上させています。また、地盤については地耐力・性質などをしっかりと調査し、その敷地や建物にあった適切な対応を行っています。

従来の在来工法の場合、柱と梁などの接合は構造材の削り加工による「継手」「仕口」が必要でした。 これは、熟練技術を要するため、職人による強度や精度のバラツキに問題がありました。 新葉アベニューでは、HS金物という接合金物を使用した工法を採用しています。これにより、構造材の接合部は金物固定用のボルト穴等が削られるだけの加工となるので、「継手」「仕口」加工に比べて頑丈な構造となります。また、金物工法に使用する構造材には、構造用LVLを採用。工場であらかじめ高い精度で加工を施す、「プレカット」により、極めて早い施工を実現できました。職人の熟練度に左右されない、強度に優れた高性能な住宅が完成します。

「JWOOD・LVL」は、通常の構造用集成材よりも格段に積層数が多いところが特徴で、強度のバラツキの少ない安定した品質の構造材です。 さらに、積層単板を薄くしたことで完全な乾燥が可能になり、ボルトや金具の緩みや、乾燥伸縮によるすき間がほとんどできず、安心です。ムク材に比べ強度や耐久性に優れ、森林資源に配慮した高性能な構造材です。

地震、台風など、横からの力を面で受け止め分散する、高強度の「耐力面材ダイライト」を壁下地材に採用しています。「耐力面材ダイライト」は、木質系素材に比べ、燃えにくく腐りにくい無機質素材でできています。また、低ホルムアルデヒド、ゼロアスベストの人体に優しい素材ですから安心です。

厚さ24mmのベースパネル（構造用合板）を金属製の支持脚で支える「はや手」は、今までの木造床組と比べ、強度、耐久性の面で優れています。また、部材点数が少ないシンプルな構造のため断熱、換気性能に優れ、木材の乾燥が原因で起こる床鳴りも減少します。