無人島 猿島紹介

猿島散策【神奈川県・横須賀市】

2023.11.26

猿島

「猿島」自然島

東京湾には計24もの島が存在しますが、そのうちの23は人工の島。猿島は東京湾に浮かぶ唯一の自然島で、大きさも最大規模を誇っています。 

猿島に渡るには、三笠桟橋から出港するフェリーを利用します。

三笠ターミナルと猿島間の航路を結ぶのが、フェリー「Sea Friend ZERO」。2019年11月に就航したばかりの新しい船です。 

乗船時間:片道約10分。

<参考文献 都心から日帰りで行ける無人島>

 

1847年に江戸幕府により国内初の台場が築造

猿島

幕末には外国船の来航に備えて島内3か所に台場が築かれました。

明治時代になると1881(明治14)年から1884(明治17)年にかけて陸軍により西洋式の砲台が建設されました。

島内には明治時代の煉瓦造の掩蔽部(ルビ:えんぺいぶ)や弾薬庫、隧道などが良好に残っており、東京湾要塞跡として国の史跡に指定、日本遺産の構成文化財にも認定されています。

<資料 猿島>

 

稀少なフランス積みのレンガトンネル

フランス積みのレンガトンネル

左右を石壁で守られた切り通しが約150m続く

明治20年以前に造られた、フランス積みレンガトンネルとして現存するものの中では、日本で最も古いトンネルの一つといわれている。

<参考文献 まぐろ食堂 七兵衛丸 海鮮丼>

 

愛のトンネル

愛のトンネル

全長90m、幅4mのレンガ造りの隧道(ずいどう)が愛のトンネルと呼ばれています。

中が真っ暗なのでケンカしているカップルでさえも、手を繋いで出てくるという意味で付けられたそうです。

明治時代に作られたとは思えないほどしっかりしたトンネルです 関東大震災にも耐えたのだから丈夫なレンガ造りなんでしょう 神秘的な空間です。


海軍が設置した「8センチ高角砲」のコンクリート製砲座 砲台跡

砲台跡

明治時代に「陸軍省」の所管となり、「陸軍」が東京湾に侵入してくる外国艦船を追い払うためにカノン砲という大砲を6門、東京湾に向けて据え付けました。

「海軍」は、日中戦争1年前の1936年(昭和11年)、航空機を打ち落とすために「高角砲」の台座建設に取り掛かりました。相手は「艦船」から「航空機」に移ったのです。

海軍は8センチ高角砲を4基設置しました。

日本本土が米軍機による空襲を受けるようになって分かったのは「B29爆撃機」が「高度1万メートル」を飛行するのに対して、「8センチ高角砲」は「6000メートル」ほどしか飛ばないことでした。


猿島から横須賀市内の眺め

猿島眺め

あいにくの天気で雨が降りそうで綺麗な写真は、撮れませんでした。

横須賀市内の街並みが見られ景色がいいです。

砂浜が黒いです。砂鉄が多いみたいです。

Sea Friend Zero フェリー 30秒動画

まぐろ食堂 七兵衛丸 海鮮丼

猿島航路に使用されているフェリーは、小型のクルーズ船です。
乗船は、人のみです。
猿島航路の所要時間は、10分です。


猿島から横須賀市内の眺め 30秒動画

横須賀市内の眺め

猿島から眺める横須賀市内 綺麗に見えます。 夜景は、見る事ができないのは残念です。

猿島 MAP

猿島map

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